この度、電子管の研究家として知られる岡田章殿より、下記の品々をご寄贈いただきました。岡田殿には、日頃より当館(横浜旧軍無線通信資料館)が必要とする各種真空管をご提供いただいており、平素からのご高配とご協力に対し、心より感謝申し上げます。御寄贈品☆ 発振管 BK-20(日本無線製)二本(うち一本は元箱入り・試験表付)☆ TR放電管 B-3(マツダ製)☆ 高圧整流管 KX-142(理研製) 上記のうち BK-20 は、独逸ドレスデン工科大学の教授バルクハウゼン(Barkhausen)と助手クルツ(Kurz)により発明された Barkhausen–Kurz 振動管(BK 振動管)です。当館ではこれまで BK 管を所蔵したことがなく、今般のご寄贈により、長年の念願であった同管を入手することができ、誠に幸いに存じます。 また、TR放電管 B-3 は、帝国海軍の後期型 VHF レーダーにおいて、受信機入力回路を強力な自送信波から保護するために用いられた送受信切替管であり、今日では誠に貴重な陸海軍レーダー関連真空管の一つです。