横浜旧軍無線通信資料館掲示板


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    画像タイトル:img20260201162233.jpg -(272 KB)

    石川清治殿御寄贈品 名前: 事務局員 [2026/02/01,16:22:33] No.9601
     この度、東京都武蔵村山市在住の石川清治殿より、陸軍の「94式3号甲・乙無線機」を構成する受信機の、同調コイル4本をご寄贈いただきました。
     石川殿のご高配に、心より感謝申し上げます。

     現在、石川殿は陸軍航空部隊の汎用受信機である「ム-65受信機」の修復に取り組まれており、その作業はほぼ完了しております。当館は本修復に関し、若干の資料を提供した経緯があり、その完成を楽しみにしております。

    「94式3号甲・乙無線機」
     本機材は、陸軍通信隊の可搬式無線機材であり、軍通信隊、師団通信隊、ならびに騎兵部隊(車両編成偵察部隊)において広く使用された傑作無線装置です。このうち、3号乙無線機は、同一構造の受信機で構成された副受信装置を装備し、主として師団通信隊で使用されました。

    94式3号甲無線機(36号型通信機)諸元
    用途:騎兵部隊、軍通信隊
    通信距離:80km
    周波数:送信 400〜5,700kHz、受信 350〜6,000kHz
    電波形式:電信(A1)
    送信機:出力10W、水晶または主発振(UY-510B)
    送信機電源:29号手回発電機
    受信機:スーパーヘテロダイン方式
     高周波増幅1段、中間周波増幅1段、再生式検波、低周波増幅2段
     使用真空管(UF-134、UZ-135、UF-134、UF-109A、UZ-133D)
    中間周波数:270kHz
    受信機電源:乾電池 B-18型(22.5V)×4、平角3号(1.5V)、C-129(−3V)
    空中線:逆L型(柱高7m、線条20m、地線20m〈被覆線〉)
    副受信機(別掲):53号C型、1939年(昭和14年)頃 不整備
    運搬:駄馬2頭
    開設・撤収:兵6名にて10〜20分
    整備数:650機




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